長谷川浩二さんのサンダーユー! vs 小畑ポンプさんの電車の対バンライブを拝見させていただきました。
久々のサンダーユーさんたちは、初の対バン!
三柴理さんがライブタイトルに「vs」とついていることに言及。
「(電車のメンバー)あんないい人たちとは、戦わないよ~」とのこと。
穏やかで果てしなくゆるい対バンライブ、楽しゅうございました。
しかーし!さすが、対バン、いつもならふわっふわに楽器が配置されている
サンダーユーさんたちも、今回は2バンド分。
長谷川さんの戦車のようなドラムセットは、ハーフサイズでも
遠慮ないボリューム(笑・26inch恐ろしや……)。
おまけに三柴さんのグランドピアノ。
そう、サンダーユーは、何気に場所取りバンドだった!
(高円寺JUROKICHIに納まるのはむしろミラクルっ。)
そんなわけで、一番上手に長谷川さん、一番下手に三柴さんと、
コントのようにエライ距離を取ってのサンダーユーさんたち。
あんまり見えていないだろうに、息の合ったプレイはさすがです。
時間が短いとあって、非常にスリムなライブでしたが、魅力は十分!
Thunder You Poison Viper
[SETLIST]
01. ユー!
~ドリフ的転換music~
02. Politician
03. 死体のこもれ日
04. ホワイトチョコレート
05. ハチのムサシは死んだのさ
06. 戦え!サンダーユー
07. Engage~戦闘妖精雪風より
電車
[SETLIST]
01. テロルおじさん
02. 包丁とマンジュウ
03. OUTSIDERS
04. 夢見るショック仏小僧
05. 喰らわれた女の唄
06. 死体のこもれ日
07. お別れの背景
08. 人間のバラード
09. 電車の猛勉強
10. 生まれてビックリ団
(encore)TYPV×電車 session
01. エマニエル夫人
02. とん平のヘイ・ユウ・ブルース
電車の「喰らわれた女の唄」からの「死体のこもれ日」が
シュール過ぎました。
サンダーユーが演奏したから……と電車でもカバーしている
「死体のこもれ日」をリハなしで追加してくださいました。
あえてここに突っ込んだ大槻さん、さすがです。
しかも「人間のバラード」って。もはやセトリ自体が小説のよう!
アンコール前に友人と「まさか、エマニエル夫人、やらないよ……」
やったーーーーーーーーーーーーー。
やったよ、エマニエル夫人(爆)。当たって素直に喜んでよいものか。
しかし、改めてセトリを確認するに、「あぁ……いい大人が何を……」と
つぶやきそうになりますが、そのゆるさややりたい放題感は、
Thunder You Poison Viperと電車が抜群の相性であることを裏付けました。
長谷川さんも始終笑顔でしたのでよし。
そういえば、「長谷川さん、(電車のセトリを)予定より1曲増やして
ごめんなさいっ。あとで裏で殴るんでしょっ(/_;)」!と大槻さん。
どんなキャラクターで通ってるんですか、長谷川さんっ。
いつもなんかしてんのか……ガクブル。んなわきゃないっ。
しかし、アンコールでのポンプさんとのドラムソロ合戦の際、
長谷川さんの背後にいた大槻さんは、その高速爆音プレイに
呆気に取られたご様子で、ずっとニコニコニヤニヤしていらしたのでした(笑)。
ふふふっ。
にしてもポンプさんのグレッチは、いつどこで聴いても本当にいい音~。
明瞭かつパワーヒットなんだけどポップで存在感がある。
これがノらずにいられるものか。また大好きになりましたっ(←声も優しいっ)!
ドラム合戦って、拝見しているほうはめっちゃ楽しいっす。
「何すんの?」「次何すんの?」「ひょえー」。
そんなわけで、本日のセトリがほぼ含まれている必聴のNow On Saleをご紹介!!!
Thunder You Poison Viper 「You!」