Design CONCEPT

開発当初、レスポンスの良い部品を探して秋葉原のガード下、ラジオ会館、ピカリ館、千石電商、マルツなどを探して、5年くらいさまよいつづけていました。音に反応するという仕組みは以前からあるので試作品を作りました。しかし、音楽を聞いている分にはレイテンシーをあまり感じないのですが、ドラムとなると全然ダメでした。

動画でも時々見かけるのですが、画と音が少しでもずれていると分かりますよね？ 叩いてみるともっと気持ち悪いんです。自分のリズムがLEDの遅れに引っ張られて確実にリズム酔いします（笑）

みなさんに認めてもらえるような商品として、ドラムなら32分音符の高速フレーズにも追従する必要があるわけです。

ところが

あるんですねー、見つけちゃいました、反応の良い部品！たまたまトランジスタやら抵抗やらピエゾやらいろんなパーツを購入している中に、お宝があったのです。

そのパーツとは何か！？

い、言えません。はい（笑）ごめんなさい。一子相伝のレシピなので私の後を継いでくださる方に伝授します。

というわけで2013年、ようやく商品化にこぎつけ淳士さんや靖乃さんに使ってもらいながら、鍛えられて来ました。もう10年近くにもなるんですね。のんびりやってきてしまったので、これからは気合を入れて製品の開発と普及に努めたいと思います。

みなさま、よろしくお願い致します。