先月の2daysに引き続き、筋肉少女帯さんの
「レア曲演奏day」と「ゲストお招きday」の2daysを拝見させていただきました。

サポートドラマーの長谷川浩二さんご自身も、
今月頭のお誕生日には「大変な49歳の始まりです~」とおっしゃった通り、
自他共に認めるムチャぶり全開なライブでした。
筋肉少女帯復活後史上、最も過酷なセットリストだったでしょう……。

ドラムに関して特筆すべきは! これまでの数ある楽曲の中でも、
絶対的な超高速ツーバスを要する「ヘドバン発電所」と
「スラッシュ禅問答」が、1日ずつに入っていたということ。
いや改めてセットリストを見直すと、
7~8割にどっかしら高速ツーバス入っとるやんけっ(;゚Д゚)。

というわけで、長谷川さんにもお話し伺いましたよ~( *´艸`)!
最後までよろしくどうぞ~。↓↓↓

筋少2枚組ダブルジャケット 1枚目
「レア過ぎ盤、、、鉄道少年の飼い犬はペテンその他
2014/04/12 (土)
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【SETLIST】(OPSE) God of Thunder
01. ペテン

「レア曲やるよ!」って言って、しょっぱなにコレ!
ずいぶん前に、やってほしいと思う曲として、
『「ワダチ」もいいけど、「ペテン」もね!』って
長谷川さんにお話ししたことがあるのですが、
きっと覚えていらっしゃらないだろうなぁ……。
ま、とにかく聴けてうれしかった!ということで、ゴー! フリーダムッ!

02. 鉄道少年の憩 
のっけからツーバスベタ踏みっ!
03. ツアーファイナル
04. DICE
(※「hide TRIBUTE VII-Rock SPIRITS- 」より)
ハッキリ聴こえましたわよ、高速3連ツーバス!
CDと同じでしたわよ、なめらかで流れるような3連がっ!なんであんなことできるんだー。

05. ワインライダー・フォーエバー
06. 飼い犬が手を噛むので

間奏の「とったれ!」コーラス時に、一人ひとりメンバー紹介しながら、
重ねていくという構成、カッコよかったですねぇ。

07. 蜘蛛の糸
08. イワンのばか
09. ベティー・ブルーって呼んでよね
10. モコモコボンボン
(内田雄一郎 vo./大槻ケンヂ b.)
増税前の駆け込みで、御茶ノ水の楽器や屋でFender JapanのJazz Bassを購入した
という、大槻さんによるジャコパス感を出してのベース演奏(笑)。
「いつも仕上がってると思うなよ!」と豪語する大槻さんと、
「常にカンペキに仕上がってる」ハセガーさんですが、
大槻さんに「kenji&kozyで筋少のボトムを支えようぜ!」と言われて
ハセガーさんも苦笑いでした(笑)。
何気に共通点の多い二人、ステキなリズム隊っ。

11. リテイク
実のところ、感動しすぎてジワリ泣いてしまったですよ……(´Д⊂ヽ。
えーわー「リテイク」やっぱりえーわー。ハセガーさんのバラード泣けるわー。
こちらはこちらで復活以前に、太田さんに
「『リテイク』の後半のドラムが大好きなんだーーー!」と熱く語って、
ポカンとされた……という過去が(^_^;)。叩いている本人はそんなものなのかー。

とにかく素晴らしい楽曲です。
12. ヘドバン発電所 (199 BPM!)
キター! 再びこれが生で見られる日が来るとは!「振れよ、振れよ頭を」と言われましても~、
頭を振るどころか、ただただ目を凝らして立ち尽くしてしまいました。だって、199ですよ!
何してんすか!っつー話です。レコーディング時、そしてリリース当時のツアーの際には、
マウスピースをご着用で臨んでいらっしゃいましたが、
今回は、ご多忙ゆえに作り直すお時間もなかった……、とのことで「なし」で!
だいじょびでやんしたかっ(;゚Д゚)!?  
リクエストされるたびに、「ライブではもうムリっ(´Д`)」と
散々おっしゃってきた長谷川さん……。全然ムリじゃないっ!

13. ロシアンルーレット・マイライフ
14. これいいのだ
15. モーレツア太郎

(encore)
16. カーネーション・リインカネーション(本城聡章 vo.)
こちらは(オーディエンスにとっては)通常取扱いの超高速ツーバス曲ですが、
長谷川さん、これがセトリに入っていると「うひゃー」って思うのだそう。

17. 香菜、頭をよくしてあげよう
18. くるくる少女
19. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く

筋少2枚組ダブルジャケット 2枚目
「ロッキンショウJAPANフェス014ライブ盤」
2014/04/13 (日)
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【SETLIST】
(OPSE) 21st Century Schizoid Man
01. サンフランシスコ 
02. モーレツア太郎

「今日は、ゲストもたくさん来るから、ちゃんとやろうぜ~(; ・`д・´)!
成功か失敗かを何で評価するかと問うならば!物販がどれだけ売れたかかかってるんだ!」トーク。

03. ツアーファイナル 
04. ペテン 
05. 俺の罪

このあとのMCでは、大槻さんからの
「昨日参加した人で、とことん疲れた人!」という問いに、
長谷川さんはまっさきに手を挙げていらっしゃいました(笑)。そらそうでしょう。
前日の終演後も「久しぶりに右手がつりそうになった~」と
おっしゃてまして。そんなことめったにおっしゃらないので、
やっぱり前日は「とことん」だったのでしょうか~。ひゃー。
そして、MCから次の曲へすばらしい流れでした!「二日酔いの、無念きわまる……」。

06. スラッシュ禅問答(橘高文彦 vo.)(190 BPM!)
そうか、前日に「明日もムチャぶりしますが……」というのは、
この曲のことだったんですね……と、この時気づく(´▽`*)。

07. ロシアンルーレット・マイライフ 
08. 日本印度化計画

スクリーンにて次回予告!ならぬ、面白映像大公開(STAP筋少)!
長谷川さんも前に出てきて、大爆笑。
09. リテイク 
10. 孤島の鬼/筋肉少女帯~Politician/Exhivision
Thunder You Poison Viper
「ただ(ステージ上から)人が少なくなっただけ……」と思われがちなサンダーユー(笑)。
シレ~っと長谷川さん作曲の「Politician」へつながっていた~(≧▽≦)。
三柴さんによると、サンダーユーの特長の中には
「長谷川さんの足元もよく見えてニコニコ!」という特典があるそうです(笑)!
セットが全然違うからねっ!

11. 機械(筋肉少女帯/妖精帝國)
12. マタンゴ(太田明 dr./横関敦 g.)
88年日本青年館以来の「シスベリ筋少」が一夜限りの復活!
13. キノコパワー(太田明 dr./横関敦 g.)シスベリ筋少!
14. 中2病の神ドロシー(太田明 dr.)
15. イワンのばか
(encore)
16. 電波Boogie(河塚篤史 dr.)
急きょ駆けつけてくださったというあじゃんさん(NESS)!
そう、筋少の夢の復活ライブはこの方の「トゥルーロマンス」で
幕を開けたのでした! もう存在がかわいすぎて(すみません(;・∀・))、
選曲もかわいかった(笑)! 筋少愛が伝わるステキなドラム!

17. 仲直りのテーマ 
あじゃんさんの鶴の一声で、大槻さん椅子に座って横揺れで歌唱(笑)。
18. ドナドナ
これだって相当の脚数ですが(むしろいつもより踏んでた)、
最後まで笑顔やったで……ハセガーさんっ。ガクブルやで!

19. 釈迦 
大団円!


はぁ……疲れる。
タイトルを読んでるだけでも、疲れるライナップでした。
お疲れ様でした。

2日目はゲストには、元筋少メンバーの太田明さん!
22inchから放たれる、よく聴きなれたドラミング~!
在籍時2nd.アルバム『シスターストロベリー』から「マタンゴ」「キノコパワー」を。
「キノコパワー」なんてイントロのナレーションから再現!やっぱりいい声でしたねー。
(そうそう太田さんと言えば、よくナレーションなさってましたよね。
「ソウルコックリさん」、「戦え! 何を!? 人生を!」とか、
「スラッシュ禅問答」イントロのお経っぽいアレなんかも、太田さんですよ!)
ギターの機材トラブルで仕切り直しなんかもあったりして、
太田さんにとっては余計に叩くことになっちゃいましたが、
オーディエンスはちょっと得した気分っ(*^▽^*)!

そして最新の『公式セルフカバーベスト 4半世紀』に収録されている
太田さんご参加の「中2病の神ドロシー」を。
レコーディングメンバーで演奏されたのは初めて。
レコーディング直後に伺ったときは、
「この曲、コロコロリズムが変わるから大変だったよー」っとおっしゃってましたが、
よく考えたら「キノコパワー」も! 間奏が……どえらいことになる曲でしたね。
太田さんからしっかり出されたカウントを聴いただけでも、胸が熱くなりました。

して! そんな太田さんのドラムセットは今回、
その後に河塚さん(NESS)もご使用なさるとのことで、
ご自身のものではなかったそうですが(YAMAHAなんて珍しいと思った~!)、
もちろんシンバル、おなじみのGretschのスネア、
そしてツインペダル"Iron Cobra"「Flexi Glide」は、太田さんの私物でしたー!
(Premiereのセットかと思ってたのになぁ~。)ので、photoはナシ~( ;∀;)!
「神っ! 神っ!」うん、太田さんも守護神に見えました!
ハケ際に大槻さんが「太田、ありがとう!」っておっしゃって……(/ω\)。
夢のようなステキな夜でした。


?つづいて、長谷川浩二さん特集をお届けしますよ~!!!
ドラムセットのphotoとインタビューなんかもあるでよっ!お見逃しなく(; ・`д・´)!

横井ジン

22歳までプロドラマーを目指し活動するもあえなく挫折(涙) その後一転TV業界へ=アッコにおまかせ!、TVチャンピオン、進め!電波少年のディレクターを経て、2005年DRUMMER JAPAN設立。やっぱりドラムが好き!