長谷川浩二さん、内田雄一郎さん、三柴理さんによるユニット、
"Thunder You Poison Viper"を拝見させていただきました。
どうも、さんだーゆーマニアです。 

 

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内田さんによる「今日は新曲モリモリ」宣言通り、
もう、今改めて見ても、爆笑なセットリストです。
(ご覧になった方でないと……謎のままかもしれません……)
 
毎回思うのですが、まぁ趣味嗜好がバラッバラなお3方。
ここまでバラバラだとお見事(爆笑)。
こんなにバラエティー豊かで、ジャンル…というか、
テーマ…というか…に対して、「こだわりがありすぎて、なさすぎる」
あれやらこれやらをスーパープレイヤーが、全力で演って下さるのが
サンダユーさんたちの魅力でございます!
ハセガーさんは、マットブラックのStarclassic1タム1フロア1バスでしたー。

 

↓どこにいてもトンでも存在感の26inchくんが鎮座。
今日も、イイ音鳴らしちゃうぜぃ!
ってか、今気づいたんですが…。
背後の一番上のタムケースが、なんか笑っているように見えませんか?
カワイイっ!

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今回のサンダユーさんたちは「いつもの(=ヨソいきじゃない)」バージョン。
ということで、記念すべきデビューライブ@横浜の1曲目「燃えよドラゴン!」
から始まり、再現さながら、「ワチョーッ!」の部分は、
「こんばんわー<`~´>/」でした。
内田さんによりますと基本的には、「誰でも知っている…でも古い…」
という選曲だそうですが、同年代ながら「子供のころにテレビがなかった」
エディーさんには、少々難儀なこともあるようです……。
かくいう、真ん中のハセガーさんも、よく「知らなかったよー」って(笑)!
 
して、今回のMCにも名言だらけ。 

【SETLIST】
(1st.)
~Piano Solo
01. Enter the Dragon
「サンダーユーのデビュー曲です」 by 内田さん。
「やる気がドバーッと出る曲といえばコレ!」だそうです。
02. 辛抱のモチーフ (作曲:Thunder You Poison Viper)
03. 正義の哲学 (新東京正義乃士/作曲:三柴理)
蘇れ!新東京正義乃士!
「新東京正義乃士」が聴けるのはサダーユーだけっ。
「(新東京正義乃士が)できて光栄です!」 by ハセガーさん(笑)。
↑この頃には、プロドラマーだったハセガーさん(ビクリツ)!
04. 上半身 girl (新東京正義乃士/作曲:三柴理)
疾走感がすばらしい!!!
初めて、ロックをつくろう!と思って作られたというエディーさんの曲(爆)。
「交通博物館」に遊びに行った時に目にした、ジオラマを操作する女性係員の歌。
リリースされていないが故の、内田さんが「上半身が短いぜぇ~」と
"聞き間違え"(て覚えていた)は、「上半身girl baby カワイイぜェ~!」(←早口)
だったのでしたー(笑)!!!
「リハでも1回しかやってないのに、(ハセガーさんは)『こここういう風に叩いて』って
言ったらちゃんとやってくれたねー(拍手)」 by エディーさん。
05. Mr.サマータイム (サーカス)
「歌ってみたかった」という内田さんの選曲。
エディーさんのコーラスがまたムーディー極まりない(爆笑)!
「まーぼーろーし~♪」。
今思うと、この曲から始まって、後半の展開がおかしなことに!
06. Red (King Crimson)
毎回演奏してくださいますが、もうこれが本当にすばらしいのです!
(2nd.)
~Drums Solo (10min)
さすがご自身のセットだけあって、生音ゴイスー。
「目ん玉飛び出るドラムソロ!」
07. パイプライン (The Ventures)
と思ったら…「テケテケテケテケ…」。えっ???
ハセガーさんでベンチャーズ(笑)。ツッタカタッタ。
ハイハットがすんごくクリアに!
「ピアノでサーフロック!」←これもエディーさんは初めて聴いたそう…。
元水泳部のハセガーさんは、
「水泳部なので…海が嫌いです…」(←波…海水…風…)。
08. Life (ExhiVision/作曲:長谷川浩二/編曲:三柴理)
エディーさんの編曲で。
「こう見えてロマンチストですからね」 by ハセガーさん(笑)。
「いい曲!豪快なドラムを叩くかと思えば、こういう繊細な部分もあって」と、
エディーさんも大絶賛。ホント、生ピアノでよりロマンチックに。
cube-rayといい、ハセガーさんの作る曲が、一番ロマンチック!で
スローテンポっていうのが意外ですよね。←失礼ッ!!!
09. O嬢の物語 (映画『O嬢の物語』より)
内田さんが「エマニエル夫人」を好んで歌われる…というところから、
似たようなフランス映画から、プログレっぽい!ということで
エディーさんが選曲されました。
ら!内田さんから「同じ作曲家だった!」と連絡があってびっくりされたんだとか。
「今回、採譜するのに一番時間がかかったぁ……」 by ハセガーさん。
内田さんによる、「映画論」が非常に興味深かったです。
演奏後に、口をそろえて「フランスはやらしー!」って(笑)。
10. 時には娼婦のように (黒沢年男)
「音楽に罪はないから、感情込めちゃうんだよね…失敗だぜ」 by エディーさん。
「サンダーユーのテーマ曲として浸透している『エマニエル夫人』ですが、
日本で例えるなら、コレしかないでしょう」と内田さんの選曲でしたが、
コレに対するエディーさんの「猛抗議」にいちいち大爆笑!
その攻防の間で長谷川さんは「フフフ」と苦笑してるのでした。
「黒い靴下、オレたちだって履くよねぇ」 by エディーさんにごもっとも。
どんな曲が立ちはだかっても、ハセガーさんカラーになるところが、
感動でした。なして、よりによってこの曲でそう思ったのか……っていう
ところはツッコまないで……。
11. ホワイトチョコレート (作曲:内田雄一郎)
安定した名曲。
(encore)
12. 俺は両刀使い(新東京正義乃士/作曲:三柴理)
最後にダメ押し!
 
結局、振り返ると「いつものサンダーユー」さんが、
あれよあれよと「エロ楽しい」あらぬの方向へ行ってしまいましたが、
これぞライブの面白さ。
あぁ、サンダーユーはいろんな意味で、
ハセガーさんがいないと成り立たない(笑)。

いちっにっさんっ だー ゆーぅぅぅぅ!

横井ジン

22歳までプロドラマーを目指し活動するもあえなく挫折(涙) その後一転TV業界へ=アッコにおまかせ!、TVチャンピオン、進め!電波少年のディレクターを経て、2005年DRUMMER JAPAN設立。やっぱりドラムが好き!